補助金支援のDXを通じた経営支援サービス「補助金クラウド」「前ほじょくん(補助金債権の早期資金化)」を運営する株式会社Stayway(本社:大阪府大阪市、代表取締役: 佐藤 淳、以下「Stayway」)は、兼松ペトロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:西山 勉、以下「兼松ペトロ」)に補助金クラウドを導入いたしました。この取り組みは、中堅中小企業向けに、補助金クラウドを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)及び、カーボンニュートラル・脱炭素(GX)推進をサポートすることを目的としており、中小企業が持続可能な経営を実現する新たな取り組みを支援します。
ビジネスマッチング契約の概要
Staywayは、兼松ペトロに「補助金クラウド」を提供することで、同社の補助金支援担当者が補助金クラウドの有するデータプラットフォームを活用できるようになり、同社がこれまで以上にスピーディーで深度ある補助金活用支援をお客さまへ提供できる体制構築を図ります。
締結の背景
兼松ペトロは、環境負荷の少ないエネルギーへの転換や脱炭素に向けての取り組みを推進するエネルギー専門商社です。近年、各企業には、重油や灯油からガスへの『燃料転換』や『省エネ診断』、費用対効果の高い『省エネ機器の提供』等、環境問題や持続可能な開発に配慮した「脱炭素経営」の取り組みが強化されています。
一方で、脱炭素経営を推進するうえでは、多額な設備投資を必要とするケースが多く、資金面で課題を抱える企業が多数ある中、補助金活用は脱炭素経営の重要テーマとなっています。
兼松ペトロは、これまでもお客さまの省エネ化に資する省エネ診断や補助金の申請支援を自社で実施しておりました。しかし、3000種類以上もある補助金・助成金は、官公庁や自治体ごとにバラバラに開示されており、お客さまニーズに適した情報収集や、申請要件に沿った申請書類の作成に時間を要しておりました。
こうした背景を踏まえ、Staywayは補助金クラウドのデータベースと申請ノウハウを提供し、兼松ペトロの補助金申請支援体制を強化します。そして、同社の顧客企業におけるDX・脱炭素推進を支援してまいります。
今後の展望について〜両社コメント〜
兼松ペトロ株式会社 代表取締役 西山 勉 さま
現在、国内のエネルギーを取り巻く環境は日々変化し複雑化するなか、弊社は重油から環境負荷の少ないガスへの燃料転換を積極的に推進している他、兼松グループのネットワークを活かしてバイオ燃料の調達や工場の省エネ化といった取り組みを進めています。
一方で、補助金は省エネ化を進める上で重要なテーマとなっており、この度の業務提携を皮切りに、弊社の補助金支援事業と補助金クラウドを掛け合わせることで、より付加価値の高いサービス創出に努めてまいります。
絶えず続く環境変化に対して、お客様とのパートナーシップのもと兼松ペトロがもつ経営資源を最大限に活かし、社員一丸となって皆様がご満足いただけるサービスを安定的に提供して参ります。
株式会社Stayway 代表取締役 佐藤淳のコメント
近年、人手不足や脱炭素経営等に対するDX・脱炭素化を後押しする施策が、国や自治体により相次いで発表されている中、補助金の活用を推進していくことの重要性を再確認しています。
この度、脱炭素経営の支援において多くのノウハウを有する兼松ペトロさまと業務提携を進められることに喜びを感じます。
今後は、兼松ペトロと当社のシナジー創出に努め、より多くの中堅・中小企業へ補助金×脱炭素による高付加価値サービスを提供してまいります。