補助金支援のDXを通じた経営支援サービス「補助金クラウド」を運営する株式会社Stayway(本社:大阪府大阪市、代表取締役: 佐藤 淳、以下「Stayway」)と、株式会社四国銀行(本社:高知県高知市、取締役頭取:小林 達司、以下「四国銀行」)は業務提携を開始いたしました。
業務提携の概要
Staywayが四国銀行に「補助金クラウド」を提供することで、同行の補助金支援担当者が補助金クラウドの有するデータプラットフォームを活用できるようになります。これまで以上に、補助金情報を迅速かつ的確に提供できる体制を強化することで、お客さま満足度の向上を促進します。
お客さまが補助金の申請支援を希望される場合は、ビジネスマッチングによりStaywayに属する公認会計士等の専門家が申請支援を提供いたします。また、生成AIを活用した新サービス「補助金クラウドPowered by GPT-4」を活用して、申請書類作成の効率化とクオリティの向上による一層の体制強化を目指します。
補助金クラウド Powered by GPT-4とは
「補助金クラウド Powered by GPT-4」とは、ChatGPTをはじめとしたジェネレーティブAI(生成AI)を活用した補助金クラウドの新サービスです。業種や規模、地域など、それぞれの領域で豊富な知見やナレッジを持つ金融機関や士業による活用を想定し、主に下記3つのポイントにおいて、生成AIを活用した新たな提供価値の創出を目指しております。
・AIによる自社のニーズにあった補助金の比較検討や絞り込み
・Staywayが提供するノウハウが詰まった申請テンプレートをもとに、生成AIによる高品質な自動書類作成
・独自の自然言語解析アルゴリズムを用いて、公募情報の記載項目やアップデート情報の自動抽出
今後の展望における両社のコメント
株式会社四国銀行 コンサルティング部 横田調査役様のコメント
地域金融機関を取り巻く環境は、人口減少などに伴う地域経済の縮小、デジタル化の進展、サステナビリティへの要請等、大きく変化しております。このような環境変化に対して、求められる役割も多様化かつ高度化しており、プロフェッショナルな人材の育成とサービス提供のさらなる充実が求められております。
弊行は、経営理念として、「健全経営に徹し、金融を基盤とするサービスを通じて社会の発展に貢献する」を掲げております。金融サービスを基盤とする、地域密着型の活動を展開し、地域と社会の発展に貢献することを使命と考え、コンサルティング機能の強化を進めています。
そのなかで、補助金活用支援は、地域経済を支える企業の積極的な投資や新事業展開において重要な役割を担っています。しかしながら、補助金制度は、各省庁・自治体毎で管轄が分かれ、多種多様な制度があり募集時期および申請方法等が異なり、申請者及び支援機関の双方にとって課題となっております。
そのような課題の解消に向けて、補助金クラウドの検索機能やチャット相談機能による補助金の提案力の向上とPowered by GPT-4の活用による計画作成サポートの高度化は、弊行のコンサルティング機能強化に大きく貢献すると確信しております。
今回のStaywayとの連携開始により、弊行の目指す「地域と産業を牽引するベスト&リライアブルカンパニー」のビジョンを具現化するため、新たな顧客価値の創造と地域経済の飛躍的な発展を目指してまいります。
株式会社Stayway 代表取締役 佐藤淳のコメント
弊社はこれまで、四国地方において、当地の金融機関や士業との連携を進め、中堅・中小企業の経営課題の解決に取り組んでまいりました。
この度、高知県内の多くの中堅・中小企業を支える四国銀行と業務提携させていただいたことは、今後の金融機関との連携において大きな励みとなります。
今後も引き続き、地域の中堅・中小企業の経営支援を強化するべく、支援範囲の拡大、並びに地域金融機関との連携を図ってまいります。