金融総合専門紙「ニッキン」に、補助金クラウドの新機能「ダッシュボード機能」についての記事が掲載されました。
本機能により、従来ブラックボックスとなっていた補助金の興味・活用状況をデータで可視化することができるようになり、より効果的な補助金活用及び提案を実現します。
ダッシュボード機能の提供背景
地方銀行及びメガバンク等の金融機関への導入を進めていく一方で、顧客である中小企業がどんな補助金に興味を持っていて、営業店がどのように支援しているかが可視化されておらず、網羅的に把握するすべがないことが課題となっています。
そのため、社内でのナレッジが貯まらず、実はもっと他の顧客への提案ができるのにチャンスを逃しているケースが発生し、顧客も補助金活用を断念してしまうなど、機会損失が発生しています。
これらの課題解決のために、「補助金クラウド」は、補助金の情報収集や提案状況をデータで可視化する「ダッシュボード機能」の提供を開始しました。
ダッシュボード機能の特徴
①全社エンゲージメント管理
ログイン率、閲覧状況及び資料DL状況など、誰がどんな補助金に興味を持って提案を進めているのかをデータで可視化
②支店・個人別エンゲージメント管理
全社でなく、支店や個人ごとにもデータ分析が可能で、エリアや顧客層ごとにどんな補助金トレンドがあるのかを可視化
③社内でナレッジをためることで、補助金提案を均質化し、効果的な支援
銀行本部としては支店やお客様向けに最適な情報発信や提案を行うことを可能になり、効果的なPDCAの運用が可能
ご利用中のお客様のコメント
■北陸銀行 コンサルティング営業部 公的助成サポートチーム 主任 飯田 竜二様
本機能の実装により、支店やお客様のニーズが一目でわかるようになり、行内での活用状況を把握・分析できるようになりました。
また、このデータを活用して、最適な情報発信や提案を行うことを可能とし、今後の施策の方向性を検討しやすくなりました。
さらに、実際に施策を実行したのちに、それが利用状況にどう影響したか検証し改善活動を行うPDCAサイクルを構築することができ、施策をより有効なものへと発展させていくことができるようになりました。
(一部要約)
■北海道銀行 コンサルティング営業部 調査役 三井 輪様
本機能により、これまで散在していた情報が一目でわかるようになり、今後の補助金推進の施策に活かすことができるようになりました。
さらに、行内でよく調べられている補助金等を瞬時に把握することが可能となり、支店やお客様へ適切な補助金情報をスピーディに提供することができると考えています。
(一部要約)
ダッシュボード機能を使った今後の展望
本機能のリリースを皮切りに、補助金支援を軸としつつ、営業店での中小企業支援のDX、金融機関本部と営業店のコミニケーションのDX、金融機関とビジネスマッチング先のコミニケーションのDXを推し進めていきます。
また、単純な効率化を実現するだけではなく、これまでにない補助金のデータ活用や社内や顧客の活動データの可視化によって、中小企業支援DXの根本的な構造改革を目指してまいります。